今回は、「2021年冬アニメ 約束のネバーランド 2期」について
Season1 から約1年の時を経てあの“約束のネバーランド2期”が2021年1月からスタートします。
偽りの“ハウス”から脱走に成功したエマ達。初めての外の世界に飛び込んだ彼女たちの目の前に立ちはだかる残酷な運命とは…?
また原作との相違点も紹介しているのでぜひ最後までご覧ください!
10話の内容はこちら→「約束のネバーランド2期」10話ネタバレ感想!イザベラの裏切り!ピーター・ラートリー打つ手無し
配信サービス | 配信状況 | 無料期間 |
Amazonプライム | 独占配信 | 31日間無料 |
アイキャッチ画像出典:©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会
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「約束のネバーランド2期」11話のあらすじ
ピーター・ラートリーは、ラートリー家の前当主である兄ジェイムズを幼い頃から尊敬していた。
しかし、約束を守ることが一族の使命であると信じるピーターは、ジェイムズが、「ウィリアム・ミネルヴァ」と名乗り、食用児を救うための支援者となった事が理解できず、兄を犠牲にしてでも、世界の秩序を保つ道を選んだ。
自分の運命を悟ったピーターは、「自由になろう」と彼に手を差し伸べるエマに穏やかな表情を向け、自ら命を絶った。
そして、遂に人間の世界へ繋がる門に到着した一行は、ミネルヴァのペンを使い、その扉を開け先へ進んで行く。
しかし、エマ、ノーマン、レイ、シスロ、バーバラ、ザジは鬼の世界に残り、全食用児の救出を目指すのであった。
「約束のネバーランド2期」11話のネタバレ
EPISODE11
イザベラやシスター達に裏切られ銃口を向けられたピーター・ラートリー。そんな彼にエマは「一緒に生きよう」と手を差し伸べます。
ラートリー家は1000年前から鬼と人間の世界を守る栄誉ある門番として代々引き継がれてきた。
ピーターの実兄であり当主のジェームズ・ラートリーは彼の『ヒーロー』だった。しかしある日ジェームズは結ばれた〝約束〟に隠された『食用児の祖先は初代ラートリーの戦友だった』という隠ぺいされてきた真実を知ってしまう。
その日から子供たちへの罪悪感に苛まれたジェームズは『ウィリアム・ミネルヴァ』を名乗り食用児を救う活動を始めたのです。
対照的にピーターは「食用児は必要な犠牲なのだ」と彼を殺しラートリー家の使命を全うしようと当主の座を手に入れたのです。
ラートリー家も約束に囚われ自由を奪われて来たのでしょう?と語りかけるエマに納得のいかないピーターは
「僕の負けだ。お前たちの悪足掻きは地獄の果てから楽しませてもらうよ」と自決をしてしまうのです。
改めて世界を変える決心をしたエマは、イザベラやシスター達に一緒に人間の世界に行こうと声をかけます。
「私達にあなた達と一緒に生きる資格はない」と拒んだイザベラにレイは「俺は生きていて良かった」と口を開き
エマは「ずっと許せなかった。でも思い出すのは優しいママばかり。みんなママが大好きだよ」と話しイザベラは子供達と一緒に生きることを決めました。
ヴィルクにお礼を言いエレベーターの門を開けたエマ達。人間の世界へ通ずる扉の中へ入っていく子供達。
すると「ごめん。私達は行けない、ここに残る」とヴィンセントを除くラムダ組とノーマン、レイ、エマは扉の中へ入らずに立っていました。
フィル達救出の準備の最中エマはノーマンとレイに「私、この世界を変えたい」とある相談をしていました。
『外へで出てムジカ達と出会い色んなことを知った。約束のせいで食用児は犠牲になるべき人間と決められてしまった。それを変えられないか。GFだけじゃない、全ての食用児を人間の世界へ連れて行きたい』というものだった。
「エマならそう言うと思った」とひとつ返事で乗った年長組。ムジカやラムダ組もその力になりたいと鬼の世界に残ることを承諾したのでした。
土壇場でエマ達が鬼の世界に残ることを知らされた兄弟達は驚きますが、ミネルヴァの存在で何度も助けられてきた彼等。
「この世界から送り出す子供達を人間の世界で助けて欲しい」とエマの願いを聞き入れます。
再びエマと離れ離れになってしまうことになったフィルは
「帰りが遅かったら迎えに行くから、絶対絶対無事に帰って来てね」とエマと約束を交わし人間の世界への扉は閉まります。
無事に人間の世界へ降り立ったイザベラと子供達は、鬼のいない平和な世界で学校へ通い
電車に乗り、子供を授かり、人間らしいごく普通の生活を過ごします。
鬼の集落を救ったムジカは鬼の世界の王に。
そして食用児を解放し約束を結び直すことに成功したエマ、レイ、ノーマン、シスロ、バーバラ、ザジは無事に人間の世界へ渡り家族と再会を果たすのでした。
『ただいま、みんな』
解説・考察と相違点
最終回を迎えた「約束のネバーランド」2期!ノイタミナ枠のため全11話で完結となりました!
しかし最終回もかなり原作の内容を詰め込んでいて、アニメ勢の方理解できたのか?
と思う節がありましたので原作との相違点・考察していきましょう!
ラートリー家
ラートリー家の祖先で結んだ〝約束〟について軽く語られましたが、物語の根源ともなる〝約束〟についてはスルー。
〝約束〟の始まりはラートリー家の祖先が、『あのお方』と呼ばれる神の存在に「この世界を2つに分けて欲しい」のお願いします。
その代わりにラートリー家は門番として仕えるようになったのが物語の始まり。
原作では約束をどうやって、なぜ結んだのか詳細に描かれています。
しかしアニメではピーターの回想で、〝名誉ある2つの世界の門番〟と語られただけでした。
イザベラの生存
「この世界にうんざりしていた」とピーターを裏切ったイザベラ。エマの言葉で子供達と一緒に生きる決意をします。
しかし原作では、逆上した貴族の鬼がエマに襲いかかりそれを庇ったイザベラは子供達の腕の中で息を引き取ります。
アニメでは貴族の鬼は登場せず、鬼に襲われることも無く一緒に人間の世界へ行くことができました。
「いざ外へ出て思い出すのは、優しいママばかり」というエマの言葉は原作でもエマの心の声として描かれています。
人間の世界へ
イザベラとも和解しいざ人間の世界への扉を開けた子供達。
しかし年長組とラムダ組は残された食用児を助けるため「ここに残る」と言います。
人間の世界へ行くことができた子供達を迎えるスーツ姿の数人の男性。
アニメでは誰か不明でしたが、原作で子供達を迎え入れてくれるのはマイク・ラートリーというピーターの叔父の代理当主。
原作ではこの時既にエマが『あのお方』と約束を結び直した後なのでノーマンやレイも人間の世界に来ており、農園からの追っては来ない状態になっています。
しかしエマだけが『あのお方』との約束の代償で一人家族との記憶を無くし違う場所で目を覚ます。という流れ。
しかしアニメでは子供達を人間の世界へ送ったあとに約束を結んでいます。それもその様子はほぼダイジェストで描かれていましたね。
是非このシーンは原作で読んで頂きたい次第です。
『あのお方』へのご褒美は?
『あのお方』と呼ばれる神のような存在と再び約束を結び直すためには代償が必要となります。
原作では〝鬼と人間の世界を分ける〟約束をするためエマがその代償に家族の記憶を消されてしまいます。
ノーマン達はエマが別の場所で生きていると信じ血眼になってエマを探し出します。
やっとエマを見つけることが出来ますがエマに家族の記憶は無く、戸惑う子供達ですがレイとノーマンは約束の代償に記憶がなくなったのだと把握。
エマにこれまでの子供達の様子やお礼を伝えるとエマは「ずっとあなた達に会いたかった気がするの」
と記憶はなくなっても心の中では彼等は繋がっていて彼等は再会を果たします。
しかしアニメでは約束を結びなおす描写は一瞬映し出されただけで
その代償はなんだったのか明らかにならず。人間の世界に来たエマも記憶を無くしている様子はありませんでした。
未解決な謎
原作とかけ離れたことにより、アニメでは解決しなかったこれどうなってんの?という謎をまとめていきます。
ユウゴの行方
エマ達が脱走して最初に行き着いたミネルヴァが用意したシェルター。
しかしそこにいるはずのオジサンこと『ユウゴ』はいませんでした。
原作ではエマ達と共に戦いキーパーソンとなる彼ですが、何故アニメ版で登場しなかったのかも謎のままです。
ノーマンがエマを見つけられた理由
鬼の集落で人間だとバレ追われてるエマとレイを助けたノーマン。
原作とは全く違う再会の仕方で困惑した場面でもありました。何故見た目は鬼の姿をしていたエマ達をエマだと気付き
尾行して助けることができたのか次回でノーマンから明かされるかと思いきやそこに触れられることはなく謎なままとなりました。
感想
肝心なところぎゅっっと詰め込まれた最終回でしたね。
ラートリー家の門番・ピーターはアニメでは食用児の敵だ!という印象でした。
しかし彼にも思い悩み兄を犠牲にしてまで貫きたい信念があったのだなぁと人間らしい部分を見れたような気がします。
イザベラも一緒に子供達と人間の世界へわたり幸せになることができてよかったですね。
エマと再会し喜んでいる暇もないままお別れになってしまったフィルもえらい!
何年もエマの帰りを待ち続けられる精神力はエマを思うが故のものなのだなぁと思いました!!
「約束のネバーランド2期」11話のまとめ!
今回は「約束のネバーランド2期」11話の感想や相違点・考察ついてまとめました。
最終回を迎えた「約束のネバーランド」2期!無事に人間の世界へ全員が行くことができてハッピーエンドでした!
原作ではアニメとはまたガラリと変わった雰囲気や物語で楽しめるので、是非漫画も手に取って見てください!
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