
今回は週間少年サンデーで好評連載中の「葬送のフリーレン」について紹介します!
2021年のマンガ大賞を受賞し、メディアにも取り上げられており漫画好きなら読んでおきたい作品です!
[葬送のフリーレン]がマンガ大賞2021を受賞しました!!!
3月16日に発表されたマンガ大賞に、我らが少年サンデーにて超人気連載中の[#葬送のフリーレン]が選ばれました。
皆様すでにご存じかと思いますが、ここで改めてご報告します!!#マンガ大賞2021https://t.co/9d0B64HbwF pic.twitter.com/79W0MDYebV— 【公式】少年サンデー編集部 (@shonen_sunday) March 23, 2021
まだ読んでいない人に向けて本作の見どころや面白さについて解説していこうと思うので
是非、最後までご覧ください!
「葬送のフリーレン」とは
- 作者:山田鐘人(原作)、アベツカサ(作画)
- 出版社:小学館
- 連載開始:2020年22‐23合併号より少年サンデーにて連載中
- ジャンル:後日譚(アフター)ファンタジー
- 4巻まで発売中、5巻の発売日は2021年7月16日
漫画の舞台は「剣と魔法の世界」、いわゆるファンタジーの物語。
主人公の魔法使いフリーレンは、1000年以上も生きると言われる長命種族エルフ。
魔王討伐のために編成された人間の勇者ヒンメル、僧侶のハイター、ドワーフの戦士アイゼンと共に10年間ともに旅をした。
魔王を無事討伐した4人は解散し、50年後に再会。
約束した「半世紀流星」を4人で見ることができた。
その後、ヒンメルは天寿をまっとうし、「ヒンメルのことを何も知らない」と失意の涙を流すフリーレン。
ヒンメルの死がフリーレンの心を動かし
「私はもっと人間を知ろうと思う」
とかつての冒険を追憶するような旅へと再び旅立ちます。
「葬送のフリーレン」の主要キャラクター
フリーレン
- 種族:エルフ
- ジョブ:魔法使い
- 性格:クールでマイペース、研究熱心、思いやりがある
- 嫌いなもの:魔族
- 趣味:変な魔法の収集
この作品の主人公。
勇者パーティーでは魔法使いとして活躍。
仲間を心から思いやり、お母さん的な役割を果たしている。
ヒンメル
種族:人間
ジョブ:剣士
性格:キザでナルシスト、聡明で勇敢
好きなもの:フリーレン
勇者パーティーでは剣士として活躍。
1巻で天寿を全うするが、フリーレンの記憶の中に何度も登場する。
フリーレンのことが好きだったが、エルフである彼女に伝えることができなかったのだろうと推測される。
アイゼン
種族:ドワーフ
ジョブ:戦士
性格:冷静でタフ
嫌いなもの:?
好きなもの:?
1~2巻及びシュタルクとフリーレンの記憶でその後も登場することがある。
勇者パーティーでは戦士として活躍。
ハイター
種族:人間
ジョブ:僧侶
性格:温厚で適当、聡明
好きなもの:お酒
1巻や、追憶のシーンで登場する僧侶。
パーティーの中ではお父さん的な存在。
フェルンの育ての親でもある。
フェルン
種族:人間
ジョブ:魔法使い
性格:しっかりしていて努力家
好きなもの:ハイター、フリーレン、魔法、シュタルク(?)
戦災孤児で自殺しようとしていたところをハイターに助けられた。
賢く努力家で、とにかくかわいらしい。
シュタルク
種族:人間
ジョブ:戦士
性格:小心者だが優しい
好きなもの:ハンバーグ
戦士アイゼンの弟子。
実力は十分にあるが臆病な性格からなかなか思い切れないところがある。
フェルンを異性として意識している。
ザイン
種族:人間
ジョブ:僧侶
性格:いい加減だが優しく親切
好きなもの:年上のお姉さんと酒とギャンブル
僧侶なのに酒、女、ギャンブルが好きという生臭坊主。
治癒や解呪の魔法の腕は天才的。
戦士ゴリラを探すためフリーレン達と旅をしていたが、手がかりが見つかったため途中で別れた。
「葬送のフリーレン」の内容を簡単に紹介
1巻 フェルンとの出会い
- 勇者一行の冒険の終わり
- ヒンメルの死、フリーレンの新たな旅立ち
- ハイターの死、その養い子フェルンとの出会い
- アイゼンの頼みで亡きヒンメルと話をするため、フリーレン達は天国と呼ばれる「魂の眠る地」、オレオールを目指す
1巻の見どころは、ハイターの養い子フェルンとの出会いだと思います。
ハイターの死後、フェルンを弟子にとり一緒に旅するようになります。
フェルンと旅することによって人間というものを少しずつ知ることができるようになり、
ヒンメルとの思い出を宝物のように思い出すフリーレンが見どころです。
2巻 アイゼンの弟子、シュタルク登場
- 魂の眠る地、オレオールを探す旅へ
- 戦士シュタルクと出会う
2巻の見どころは、アイゼンの弟子、シュタルクとの出会いでしょう。
紅鏡竜から村を守るため3年も滞在しているシュタルクだが、ビビりのため闘うことができないという。
その恐怖心の克服に取り組む姿にも注目。
そして、シュタルクを通して思い出すアイゼンやヒンメルとの記憶、そしてシュタルクとフェルンのやり取りが見物です。
3巻 フリーレン達と魔族との闘い
- 言葉を話す魔物、魔族との闘い
- 断頭台のアウラ対フリーレン
- リュグナーとリーエン対フェルンとシュタルク
- 僧侶ザインと遭遇
ここまでの巻で、魔族との戦闘はあまりありませんでした。
目的地魂の眠る地オレオールに近づいてきたため、3巻から本格的にしかも魔王の側近レベルとの戦闘が。
フリーレン、フェルン、シュタルク各々の戦闘シーンが見どころです。
4巻 ザインとの出会い
- ザインを仲間にする
- 4人の旅
- 1級魔法使い試験、受験
僧侶、ザインとの出会いは3巻の終盤でちらりと描かれていますが。
本格的にザインを冒険に誘い、4人で旅に出るまでと昔のヒンメル達と同じように、4人で歩む旅路が見どころです。
4巻では魔法使い試験の受験シーンにちらっと触れて終わりますので次巻が楽しみですね。
「葬送のフリーレン」のまとめ
冒険の終わりが物語のスタートという、後日譚ファンタジーの本作。
エルフであるがゆえに、時間の流れや寿命についても無頓着だったフリーレン。
勇者らしくないイケメン剣士、ナルシストのヒンメル。
酒ばかり飲んでいる生臭坊主の僧侶ハイター。
冷静沈着な前衛、ドワーフの戦士アイゼン。
4人それぞれのキャラクターが魅力的です。
勇者ヒンメルの言葉や行動がフリーレンに影響を与え、彼の死によって「もっと人間を知りたい」
と強く思った彼女は再び旅に出る。
勇者ヒンメルと通った旅路を、できるだけたどるようにして。
旅路に残る、ヒンメルとの思い出の軌跡がロマンチックでコミカルな本作。
ぜひ手に取ってほしいです。
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!
こんにちは、ひなたのーと編集部です!